DESIGN STORY

まちを考え・関わり・育んでいく
-課題構想型エリア活動-

官民連携
子供たちの
まちづくり体験

  • まちのことを考える

    多摩湖や狭山丘陵が広がる東京都東大和市。市内の小学生に参加して頂きまちを考える体験活動を開催しました。東京都が推進している「こどもスマイルムーブメント」の取組の一環として、東大和市との協働により実施した子供・子育て世代向けの活動になります。最初に子供たちの声を聞き、次にその声をもとに実際の活動を行うという計2回に渡る取組み。まずは「まちのことを考えよう!」というテーマで子供たちの声を聞くところからスタートしました。まちについて簡単に勉強をしたあと、市全域の大きな地図を床いっぱいに広げ、まちへの想い、課題、未来のことなど思い思いに絵やコメントを描いてもらいました。

子供たちの視点で
構想したまち

こんな建物が出来たらよい、こんな場所が作れたらよい、というまちの魅力を高める個性的なアイデアが数多く出されました。文化、交通、自然、レジャー、コミュニケーション、防犯など多様な視点でのアイデアや課題もあり驚かされました。

  • 子供たちの提案から
    ベンチづくりへ

    子供たちから出された「もっと人々が憩えるまちにしたい」「仲良くなれるまちにしたい」
    という提案。その構想を実際のまちで形にしていくことができないか。自分たちが考えたことをまちに実装していけるものがないか。私たちは子供たちの意見から生まれたまちづくり体験として「ベンチづくり」を行うことにしました。

  • 多摩産材の木製ベンチ

    6つのグループに分かれて、さまざまな色に塗られた多摩産の木材を組み合わせてオリジナルのベンチを製作しました。90x90の角材を直交材を介して長ボルトで緊結するシンプルなつくり。子供たちの手で組み上げていきました。最後に子供たちが自分で描いた絵を施した埋木材を入れて完成。

  • 「仲良くなれるまち」の
    自慢のベンチに

    さっそく6つのベンチを広場に設置しました。子供たちが構想した課題。自分たちの力で課題を解決しまちを豊かにしていけるという実体験が子供たちのクリエイティビティを育み、未来の創造的なまちへつながっていくことを願っています。

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