Inatsuki-higashi Compulsory Education School

「嘉麻市立稲築東義務教育学校」

「ひとづくりの場」としての義務教育学校

嘉麻市はかつて炭鉱地域として栄えていたが、閉山後の人口減少と少子化により市内の児童・生徒数が大きく減少していた。このような背景の中で嘉麻市は、市内に3校同時で「施設一体型義務教育学校」を整備することにより、義務教育期間9年間を通じて子ども達の「学ぶ力」を育み、これを基に地域全体の「ひとづくり」を目指した。学校の中心に、教科と図書の繋がりと多様な学習を実現する「メディアコモンズ」を計画した。いつでも立ち寄れて、すぐに読書ができる図書への親和性を高めると共に、関連図書と特別教室の連携を図り教科への興味を高める、多様な学習環境を実現した。更に、メディアコモンズ内に学習空間を兼ねた階段を取り込むことで、全学年が毎日必ず利用する場として機能すると共に、吹き抜け空間を通して視線が交錯することで、異学年や教職員との自然な交流が育まれている。また、施工者と設計時より協働するデザインビルド方式を活かし、安全性・機能性・工期短縮等に配慮したLVL型枠工法を開発し、コンクリート造でありながら、柔らかな印象を持つ木の学習空間を実現している。

・受賞:
グッドデザイン賞/ウッドデザイン賞/日本コンクリート工学会賞/日本建築家協会優秀建築選/優良学校施設表彰/キッズデザイン賞/九州建築選/鈴木禎次賞/福岡県美しいまちづくり建築賞/SDA賞/T-1グランプリ/木材利用推進コンクール
・写真撮影:
YASHIRO PHOTO OFFICE
竣工年
2023
所在地
福岡県嘉麻市
延床面積
12,043㎡
階数
地上3階
構造
RC

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Inatsuki-higashi Compulsory Education School

Inatsuki-higashi Compulsory Education School