この北ゲート施設は長久手会場のメインエントランス施設である。1日7万人の来場客を迎えるエントランス機能と東ゲートバスターミナルからの5万人を2階レベルから会場へと誘導するプロムナード機能とを有する。全長500m強に及ぶ架構体はデッキを構成する鉄骨造の下部構造と木造の上部構造から構成され、その下部には様々な管理運営施設を内包している。3Rを考慮しつつ、束ね材工法を取り入れた方杖による門型架構とすることで、シングル掛けからダブル掛けへと推移する方杖郡による架構のうねりを生み出すと共に、間伐材の利用や解体後の木材の住宅産業への再利用等を可能にする架構となっている。