Mito City Hall

「水戸市本庁舎」

東日本大震災の教訓を活かした総合防災拠点

東日本大震災により被災した旧庁舎に代わる水戸市新庁舎は、災害の経験を活かした総合防災拠点の顔をもつLCB庁舎である。免震構造の採用やヘリポートの設置、非常用発電機、耐震性貯水槽、直天井や臨時避難バルコニーの採用、一時避難エリアや防災広場の確保など、さまざまなLCBメニューを採用するほか、市長室、防災・危機管理課、消防本部などを防災センターと併せ、同フロアに集約することで災害時の指示系統を統一し、迅速に対応できる計画とした。これら防災庁舎としての特徴は、通常時からの省エネルギーな環境づくりや、緑豊かな市民広場や情報発信ギャラリーなどの利便性向上につながり、「安全で快適な市民利用」という庁舎建築の本質を具現化している。


このプロジェクトの技術を知る
▷建築構造設備が融合した LCB 免震庁舎
▷過去に学び未来へ繋ぐ庁舎建築
▷ZEB庁舎

・写真撮影:
三輪晃久写真研究所
竣工年
2018
所在地
茨城県水戸市
延床面積
40,942㎡
階数
地上8階地下1階
構造
RC

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