行政需要の多様化、複雑化など社会・経済の変化に対応できる先進的な国の行政中央管理機能を有する施設としての整備、及び中央官衙及び周辺地域との調和を図りつつ、防災行政の中央施設として整備する。
良好な都市環境の整備
庁舎の集約化・高層化により、土地の高度利用を図り、桜田通り側は警視庁に合わせて、道路境界線から15m壁面線を後退させることで壁面線の統一を図り、周辺環境と調和した景観をつくる。またこの壁面後退部分は歩道との一体整備により、歩行者プロムナードのアメニティ空間とした。
21世紀を展望した高水準庁舎
霞ヶ関地区の新たな防災行政の、複雑多岐にわたる機能に対応するフレキシブルな空間構成と、高度情報化に対応する先進技術を結集した総合的施設として計画。