CENTER FOR EARLY CHILDHOOD EDUCATION AND CARE KUNNEPPU WAKUWAKUEN

「訓子府町認定こども園」

町産材と自然・再生エネルギーを活用した町立認定こども園

本施設は隣接する役場庁舎・子育て支援センターと連携を図りながら、子どもに関わる相談・支援を一元的に担う、町唯一の町立幼保連携型認定こども園として誕生した。年齢毎に活動が異なる保育室は独立した生活環境を確保し、裸足で活動出来る芝生の中庭(はだしの庭)を中心に回廊で繋ぐ構成とした。異年齢や障がいをもつ園児らが共に生活し、様々な遊びを共有しながら「ふれあい」や「たすけあい」が自然に生まれる空間づくりを行った。町有林カラマツを利用し、外壁耐火のロ準耐火建築物とすることで燃えしろ層を要しない木造建築とした。町有林の樹径を考慮した部材寸法とすることで生産効率を最大限に高め、材積量を抑えながら構造露出面積が大きな木質空間とした。地中熱床冷暖房システムを採用し、その床材には姉妹町(高知県津野町)産材ヒノキを採用した。町の資源や自然のエネルギーを活用し、郷土愛が醸成される子育て支援の核となる施設づくりを目指した。

・受賞:
木材利用優良施設コンクール林野庁長官賞/北海道赤レンガ建築奨励賞/北海道建築奨励賞/
日本建築学会作品選集/ウッドデザイン賞/照明普及賞/公共建築賞
・写真撮影:
イマダフォトサービス
竣工年
2016
所在地
北海道訓子府町
延床面積
1,902㎡
階数
地上1階
構造
W

お問い合わせ

弊社への依頼、相談などにつきましては、以下よりお問い合わせください。

CENTER FOR EARLY CHILDHOOD EDUCATION AND CARE KUNNEPPU WAKUWAKUEN

CENTER FOR EARLY CHILDHOOD EDUCATION AND CARE KUNNEPPU WAKUWAKUEN