獨協大学の創立50周年を記念し建設された西棟は、今後50年間に対応できる学習環境の整備を目指して計画された。先進のICT設備を備えた30人～500人用の様々な広さの教室と自律的な学習を促すアクティブラーニング教室を備え、次世代のモデルケースとなる教育環境を構築した。
学生の人間形成の場としての大学となるよう、出会い・集い・交流を意図する三種類のラウンジ（リラックスラウンジ・コミュニケーションラウンジ・多目的ラウンジ）を配置し、学生生活を支えるスペースを設けている。これらのラウンジは、自律的な学びや学習の成果の発表のスペースとしても利用できるよう、ICT設備や家具が整備されており、アクティブラーニングの場としても活用できるように計画されている。
また、「人と建物と自然との調和」するエコキャンパスを目指し、太陽光発電パネル、太陽熱・地熱の空調利用、自動制御の自然換気システム、井水・雨水の利用など自然の恵み生かしながら、様々な省エネルギー技術を取り入れ、エコキャンパスを実現している。